不妊症の大半は継続的な不妊治療で改善できる

 
不妊症についてまちがった認識をお持ちの方も多いと思われるのですが、不妊症は不治の病ではありません。正しい知識を得て、治療を続ければ大半の方はその症状が改善されます。症状の改善、すなわち懐妊できるということです。日本では一般的に、結婚してから2年以上妊娠しない場合を不妊症とよんでいます。アメリカではその期間がさらに短く、1年以上妊娠しない場合に不妊症と診断されることになるようです。これはもちろん、避妊等をせずに懐妊を目的にして通常の性行為を続けても妊娠しない場合をそう診断します。

夫婦にとって、子供が授からないことは大きな問題です。子孫を残せないことで家系が途絶えてしまうといった一般的な問題もありますが、それ以前に結婚した夫婦は、子供がほしくなるものです。自分たちの子供を作り育てるといった行為は人間の本能のひとつといってもいいでしょう。どうしても子供がほしいと思われる夫婦には、養子を迎えるといった選択肢もあるのですが、それは自分たちの血のつながった、遺伝子を受け継いだ子供を育てたいといった欲求を完全にみたすものではないでしょう。

不妊症は不治の病ではない


この不妊症は、先述のとおり不治の病ではありません。投薬や手術ですぐに改善されるものでもないのですが、時間をかけて少しずつ改善の方向に向かわせて、懐妊に至らせることは十分に可能なのです。ただ、これまでは不妊症は治らないものだ、体質的なもので子供を作ることができないものだと思いこまれる方も多く、その改善策をとることなく年齢を重ねていった方々も多数いらっしゃることでしょう。しかし、近年は医療分野の専門的な研究も進み、不妊症の原因解明や原因に対する対処法の研究などが進み、不妊症の大半は時間をかけて行なう継続的な治療によって改善することができるとされています。ですので、今、不妊症であると思われる方、あるいは既に病院でそのような診断をされた方も、子供を作ることをあきらめることはありません。不妊症の大半は改善できるものなのです。